07稲葉根王子社

いわた河 渡る心の ふかければ 神も哀れと 思わざらめや  花山院


熊野御幸、水垢離ゆかりの地
上富田町上岩田2988-2


九十九王子の中でも格式の高い五躰王子の一つで、社歴も古く、熊野詣での際には、ここで馬を降り、水垢離場で、みそぎをして、ここからは、徒歩で川を渡りました。
藤原宗忠の日記「中右記」の天仁2年(1109年)10月22日に「伊奈波祢王子」に参り奉幣するとあるのが、この王子の初見です。
建仁元年(1201年)後鳥羽上皇の熊野詣でに随行した、藤原定家は、10月13日に、稲葉根王子に参拝しています。この王子では五躰王子に準じて、儀式が諸事華やかであったと日記に記しています。