黄檗宗


信者数。約36万人
寺院数、約462寺院

中国明代末期の高僧・隠元
(一五九二~一六七三)が開祖、隠元は明、末期の戦乱をさけて来日、1654年。
徳川4代将軍、徳川家綱より宇治に寺領を賜って、黄檗山万福寺を創建して黄檗宗を開宗しました。
隠元は元々臨済系禅宗を修めた僧で中国においては、中国臨済宗祖、臨済義玄の師、黄檗希運が止住(しじゅう)した黄檗山万福寺の住持をつとめた人でしたが、日本ではかって自分が修行の場とした黄檗山の名をとって黄檗宗としたため、臨済宗とは別の宗派となる、隠元の教えの中心は、人間が生まれながらにもっている仏性を、坐禅を行ずることによって自らの力で見出し、仏陀同様の悟りの境地に到達させようというものです。
臨済禅の宗風に念仏などの浄土教の教義もあわせて説く、念禅一致、さらに真言など密教的要素も加味した教風となっています。