天台宗


信者数、約272万人
寺院数、約4400寺院

日本天台宗は伝教大師、最澄(七六七~八二二)ですが。日本に入る前に中国で成立されておりました。すなわち中国隋代、初期の高僧、智頭(天台大師・智者大師。五三八~五九七)が沢山の仏教経典を比較、判別して「法華経」を最高の真理を説いた経典と位置づけ、「法華経」を中心として理論面、実践面を統合して紀教学体系を完成させたのが天台宗です。
最澄は唐においてこの天台宗の伝授を受け、又真言密教、禅、戒律も学びとって帰国し、比叡山で円・蜜・戒・禅の四宗融合の“日本”天台宗を開いたのです。いわば綜合仏教的な要素をもっていたため、のちになって、天台宗から、浄土宗・禅宗・日蓮宗が誕生しました。また真言密教の教えが、比叡山内においても発展し、天台宗そのものは密教化の方向をたどることになり、やがて“台蜜と呼ばれる密教教理が確立されてゆきます。なお、天台の“台蜜”に対して空海の真言宗の密教を“東蜜”と呼びます。
「すべての衆生は仏陀になることが出来る」と説く「法華経」を中心としますが「阿弥陀経」や「大日経」などの経典も、教義の中に取り入れています。
本尊は釈迦如来とされますが、天台宗に属する末寺には、阿弥陀如来・薬師如来・大日如来。不動明王などが祀られ、一定しておりません。この場合、本佛の釈迦如来が姿を変えて出現したと解釈されております。
最澄=円澄(えんちょう)=円仁(えんにん)=天台宗
天台宗、   延暦寺
浄土真宗遺迎院派、遺迎院
金峯山修験本宗、金峯山寺
念法真教。
鞍馬弘教、  鞍馬寺
円浄宗、   盧山寺
和宗、    四天王寺
妙見宗   本滝寺
尾張高野山、岩尾寺
粉河観音宗、粉河寺
修験道、  五流尊滝院
大和宗、
金剛宗、
西山宗、  三鈷寺
聖観音宗、 浅草寺
最澄=義真(ぎしん)=円珍(えんちん)=寺門(じもん)派
験乗宗、
石土宗、  石中寺
修験宗、  聖護院
天台寺門宗、園城寺
最澄=真盛(しんせい)=天台真盛宗
西教寺
天台宗に属するおもな寺
上野の輪王寺・日光の輪王寺
三千院・寛永寺・中尊寺・
如法院・四天王寺。浅草寺
聖護院・園城寺など。