観音様(観世音菩薩)
「観」は、見る、感じる。「世」は世間。「音」は、心中の声。人
々の心の思いを汲み取って下さるのが、観世音菩薩様です。
「観音経」には、観音様の功徳を信じ、一心にその御名を称え
念ずれば、必ず観音様は我々の前に現れ、お救い下さるとの
功徳が鋭かれています。聖観音様、千手観音様などの観音様
は、人間世界に現れ三十三の姿に変化して民衆を救って下さ
います。それ故「南無大慈大悲観世音菩薩」の御名号は、慈愛
に溢れた観音様という事を意味しています。
大先達赤井熊五郎がみなさんと一緒に西国三十三箇所・熊野曼荼羅(まんだら)をめぐります。