十一面観世音菩薩
十一の御顔を待たれ、ニ臂ないし四臂の姿です。観音様の超
人的な頭の働きを強調し、具象化されました。
この観音様は、功徳の中に極楽往生を説かれています。
(千手千眼観世音菩薩(千手観音))
頭上に十一ないし二十七面を配し、千の子の一手ごとに一眼
をもたれた観音様で、救済される手の及ぶ部分が、広大であ
ることを示されています。平安時代以前には丈字通り千手を
持たれた観音様が多く、それ以降は圧倒的に四十二臂像が多
く、造られました。
大先達赤井熊五郎がみなさんと一緒に西国三十三箇所・熊野曼荼羅(まんだら)をめぐります。